チャリティー・ディナー・コンサート
　　　　　　　　　　御祝い花
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００５・１２・１

大きな円形のシャンデリアのもと、ゆったりと弧を描いて広がる洗練された会場。チ
椿山荘　ギャラクシーにて、シャンソン歌手
清水康子さん　「ひとつ」の会　主催
１０周年特別企画
２００５　”生きる“小児がん征圧　「天使の泉」
チャリティー・ディナー・コンサートが盛大に
開催されました。　

コンサートを通して、一人でも多くの方に「小児がん」という病気や、闘病生活をされている子供達のことを少しでもご理解いただき、医療へのご協力を
呼びかけていくことを目的として、ご活動をされております。
その皆様の熱意あるお姿に、いつも心打たれます。
そして、私自身も、勇気と力をいただいております。
この度は、感謝の気持ちを込めて１０周年御祝い花を活けさせて
頂きました。一生懸命に貫き通されておられる主催者　清水康子さんを始め
出演者の皆様や、スタッフの皆様。そして、会場にお出かけくださいました
お客様のひとつとなった温かな優しい真心と、深き愛を形に。
作品とさせて頂きました。
皆様の愛は大きな力となり、病気の子供達や、すべての人々に勇気を
与えてくださることでしょう。

椿山荘様からのご配慮で、制作のため、お部屋をお貸し頂きました。
大変ご親切にして頂き、深く感謝申し上げます。
朝早くから作業のお手伝いをしてくださった生徒さん。ほんとうにありがとうございました。
お稽古の時間では学べない貴重な勉強ができましたとの嬉しいお言葉を頂きました。私も同じ気持ちです。
一生懸命に作業をしてくださるお姿に、私自身もたくさんの学びを頂きました。

天使たちが優しさに導かれて舞い降りてくる
幸せの樹。
愛と優しさの降り注ぐ樹。
心を込めて。。。
制作させて頂きました。

フェザーグラス、エンゼルヘアーを使い
天使の羽根をイメージしました。
また、季節感を取り入れ
シックなクリスマスカラーでまとめてみました。
クリスマブッシュ・日本デンファレ・ユリ・グリーン

花器は、水も美しく見せるために
ガラスを選びました。

制作と撤去作業の合間には、ランチタイムも楽しみました＾＾
カフェから見る美しい庭園は、見事な景色でした。
そして、食事をしながらの弾む会話。
和やかな交流のもと、とても幸せな時間でした。
時を楽しむこと。心を通わす素晴らしさ。
これからも大切にしてまいりたいと思っております。

　　素材との出会い　

作品の高さを考え、杉の木株を素材として選びました。
そのまま使う予定でおりましたが、皮を剥ぐことにより面白い発見がありました。
それは、虫食いの後です！
まるで、迷路の様でした。　自然の彫刻です！
それを活かしながら、紙ヤスリで創り上げました。
自然のぬくもりも引き出せ、コンセプトの優しさに繋がり嬉しく思いました。　
植物を手にし、良く観察していると、思いもしないことに境遇します。
これも素敵な出会いですね＾＾　そして、無限の創造の世界が広がります！

コンサートを終えた数日後のことです。
私は、夢を見ました。
パノラマ画面の様な大きなガラス張りの窓の向こうに見える風景。
それは、満天の美しい星空と、キラキラ美しく輝く海でした。
そして、そこには優しい清水康子さんがいらして、その景色の美しさに感動し
ご一緒に眺めながら、楽しくお話をさせて頂いており、目覚めた時も
その温かな余韻を残し、ほのぼのとしておりました。
この夢の様に。。。
出会いを頂いてから今日まで、たくさんの愛や夢を！勇気をくださいました。
素晴らしいお方です。　
微力ながら、私もご活動に賛同し、小児がんで闘病生活をされている子供達の
一日も早くのご快復と、この病気がなくなりますことを、強く願っております。
少しでもお力になれたら幸いです。

これからの益々のご活動　ご発展を、心より祈念申し上げます。　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　安藤晃草